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旧蔵内家住宅築上町購入へ [新聞記事]

旧蔵内家住宅築上町購入へ 伝右衛門邸しのぐ炭鉱王住宅
過疎債の活用検討

 現存する炭鉱王邸宅としては国内では最も古い旧蔵内家住宅について、築上町が文化財保護を目的に購入を検討していることが21日、町の話で分かった。

 4月施行の改正過疎地域自立促進特別措置法で新たに過疎地に指定される同町は、旧蔵内家住宅の購入に償還条件の有利な過疎債の発行を想定。同住宅を観光レクリエーション施設などに活用する手立てを模索する。

(西日本新聞朝刊2010年3月22日付 一面一部抜粋)

 堂々一面トップ、カラー写真付きの記事です。数少なくなった炭鉱主住宅。重要文化財の高取邸やこの記事でも紹介されている旧伊藤伝右衛門邸が代表的な建築です。指定文化財となっているものも少なく、近年も維持ができずに取り壊されたものもあります。個人レベルで維持するのは難しくなっている状況で、自治体で購入して維持していただけるのであれば良いことだと思います。
 旧蔵内邸は交通アクセスは便利とは言えません。駐車スペースの確保をして車でのアクセスとなることとなるのでその辺りの整備も考える必要があります。
 周辺では築城海軍航空隊関連施設である壕もあります。近代遺跡として両者の活用が望まれます。


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