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築地反射炉 遺構調査へ [新聞記事]

2009年2月21日付 西日本新聞朝刊 34面参照
幕末、日本初の鉄製大砲を鋳造 築地反射炉 掘り出せ
 佐賀市教委 遺構調査へ 近代化遺産群追加目指す

国内初の洋式反射炉があった「築地反射炉跡」(佐賀市長瀬町)など幕末の佐賀藩史跡四カ所について、佐賀市教育委員会が今夏にも発掘調査に着手する方針を固め、新年度一般会計当初予算案に調査費を盛り込む。「九州・山口の近代化産業遺産群」の構成遺産として追加登録を目指すことが目的。

佐賀市教育委員会が発掘調査を実施する予定の遺跡は次の四カ所

・築地反射炉跡(佐賀市長瀬町)
・三重津海軍所跡(佐賀市川副町・諸富町)
・多布施反射炉跡(佐賀市伊勢町)
・精錬方跡(佐賀市多布施三丁目)


近代化産業遺産群の続編発表 [新聞記事]

近代化産業遺産群の続編発表  九州・山口56カ所(西日本新聞朝刊2面 2009年2月7日 )

経済産業省は2月6日「近代化産業遺産群続三十三ストーリー」を発表。
全国540カ所、九州・山口は56カ所認定。全国575カ所を含んだ2007年度「近代化産業遺産群三十三カ所ストーリー」に続く2回目の認定。

○テーマ
・九州北部の窯業近代化と発展の歩み
・航空機産業の歩み
・鉄道連絡船の歩み
・鉄道施設の歩み
・近代娯楽産業発展の歩み
・大衆観光旅行の歩み
・技術者教育の歩み

5月16日国文化審議会答申 [新聞記事]

国の文化審議会は5月16日、史跡8件の指定、重要文化的景観2件の選定、登録記念物12件の登録を文部科学大臣に答申した。

史跡(8件)
・大清水上遺跡:岩手県奥州市
・上野国新田郡庁跡:群馬県太田市
・鮫ケ尾城跡:新潟県妙高市
・金沢城跡:金沢市
・珠洲陶器窯跡:石川県珠洲市、能登町
・百済寺境内:滋賀県東近江市
・甲賀郡中惣遺跡群:滋賀県甲賀市
・岡豊城跡:高知県南国市

重要文化的景観(2件)
・蕨野の棚田:佐賀県唐津市
・通潤用水と白糸台地の棚田景観:熊本県山都町

登録記念物(12件)
・野田市市民会館(旧茂木佐平治氏)庭園:千葉県野田市
・末浄水場の園地:石川県金沢市
・旧山寺常山氏庭園:長野県長野市
・大木氏庭園長野県長野市
・象山神社園地長野県長野市
・野中氏庭園長野県長野市
・西山氏庭園:大阪府豊中市
・亀井氏庭園:島根県津和野町
・常磐公園:山口県宇部市
・平和公園:長崎県長崎市
・伊東氏庭園:長崎県島原市
・田沢湖のクニマス=標本:秋田県秋田市、仙北市

爆心地公園02.jpg
(原爆落下中心地公園・原爆落下中心地碑)

爆心地公園04.jpg
(浦上天主堂の遺壁 原爆落下中心地公園に移築)

平和公園01.jpg
(平和祈念像 平和公園の中心モニュメント)

平和公園05.jpg
(浦上刑務支所跡 煉瓦基礎)




青井阿蘇神社(人吉市)国宝に [新聞記事]

文化審答申 長崎県の2教会は重文
(西日本新聞朝刊4月19日付 1面・3面・22面から)

文化審議会(石沢良昭会長)は、18日、熊本県人吉市の青井阿蘇神社を国宝、長崎市の大野教会堂、長崎県五島市の江上天主堂など10箇所の建造物を重要文化財に指定するよう渡海紀三朗文部科学大臣に答申した。


九州で国宝指定を受ける建造物は本件で5件目。既指定の国宝指定建造物は以下の通り。
・大浦天主堂(長崎県長崎市)
・崇福寺(大雄宝殿・第一峰門)(長崎県長崎市)
・宇佐神宮本殿(大分県宇佐市)
・富貴寺大堂(大分県豊後高田市)

今回の答申を受けた物件は下記
[国宝]
・青井阿蘇神社本殿等5棟:熊本県人吉市

[重要文化財]
・シャトーカミヤ旧醸造場施設発酵室等3棟:茨城県牛久市
・旧東京科学博物館本館:東京都台東区
・金沢城土蔵:石川県金沢市
・大安寺本堂等5棟:福井県福井市
・西福寺御影堂等3棟:福井県敦賀市
・豊橋ハリストス正教会聖使徒福音者馬太(マトフェイ)聖堂:愛知県豊橋市
・舞鶴旧鎮守府倉庫施設7棟:京都府舞鶴市
・淀川旧分流施設毛馬洗堰等2箇所:大阪府大阪市
・大野教会堂:長崎県長崎市
・江上天主堂:長崎県五島市

[重要伝統的建造物群保存地区]
・金沢市主計町地区:石川県金沢市
・小浜市小浜西組地区:福井県小浜市
・平戸市大島村神浦地区:長崎県平戸市

香川の巴型銅器、福岡で鋳造 [新聞記事]

弥生期の鋳型と一致 九州と四国の交流を証明
4月18日金曜日 西日本新聞朝刊記事

 東京国立博物館所蔵・香川県さぬき市森広遺跡出土の巴型銅器8点は3点、5点の二型式に分類されていますが、そのうち3点が九州大学筑紫地区遺跡群で出土した巴型銅器鋳型片と合致したとの事。4月17日に九州大学埋蔵文化財調査室が記者発表しました。

 鋳型自体は随分以前に出土していたものですが、その後の整理・調査により今回の事実が明らかになったとの事です。本鋳型は過去に熊本県山鹿市の山鹿市立博物館にて展示した事績がありますがほとんど公開されたことがない資料です。九州大学では来年1月に九州国立博物館にて開催する展示会でこの鋳型を一般公開する予定とのことです。

 

宝満山遺跡群「六所宝塔の遺構?」 現地調査説明会開催 [新聞記事]

3月20日付西日本新聞朝刊より

最澄考案の「六所宝塔」?

太宰府市教育委員会が調査中の宝満山遺跡群にて、「六所宝塔」遺構の可能性がある平安時代の遺構が検出された。
現場は宝満山の一合目から西に下った標高約280mの尾根上。遺構は3×3間の建物跡で、新聞では礎石と見られる写真が掲載されているので礎石建物なのであろう。出土遺物には9~10世紀の瓦、土器、銅(金銅?)仏像など。

現地調査説明会が3月22日(土)午後1時に竈門神社駐車場に集合、徒歩約30分。

見に行けるかなあ・・・。 

「筑豊の近代化遺産」本出版 [新聞記事]

2008年2月7日付 西日本新聞朝刊

「筑豊の歴史後世に 近代化遺産 本で紹介」4博物・資料館が連携 100ヶ所、今夏刊行

の記事が掲載されていました。噂は以前から聞いていたのですが、いよいよ刊行とのことで非常に楽しみです。世界遺産登録の日本暫定リストに「九州・山口の近代化遺産」が漏れたのは当然で、筑豊地域を入れずにありえないと個人的には考えていたので、昨年くらいから田川市が重い腰を少しずつ動かし始めたのは良い傾向ではあると思ってはいました。

ここの所西日本新聞では頻繁に二本煙突と竪坑櫓を目にするようになっています。他にも残して欲しい所はたくさんあったのですが、今からでも遅くはないと思います。あとは、この100ヶ所にどこが選ばれるかが気になるところです。

それにしても、養和館は残して欲しかった。残念です。



(人知れずある(なくなりつつある)炭坑の足跡)

今夏の刊行が楽しみです。


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